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    2010.08.22
    vs 東京ヴェルディ

    2010年8月22日(日)、第23節は8戦負け無し中の5位東京ヴェルディ戦。
    好調な東京の勢いを止めると共に、3戦未勝利の嫌な流れを止めるべく、ホーム約2ヵ月ぶりの勝利で飾りたい熊本。
    両チーム共に上位に食らい付くために勝点3が絶対条件の一戦。

    熊本は前節から、左サイドバックの西森を堤に、そして新加入の片山を中盤で初めてスタメンで起用。
    試合はいきなり動く。
    前半6分、筑城からボールを受けた宇留野が個人技でゴールライン奥深くまで進入して絶妙のクロス。
    中で待ち受けたドフリーの松橋がドンピシャのタイミングで頭で合わせ先制点!
    「まだまだ満足できない」と話す5試合ぶりの今季5得点目!
    先制すると守りに入ってしまう傾向が強い熊本だが、この日は違う。
    またもや右サイドからのクロスを今度は後ろから入ってきた吉井のダイビングヘッド!
    これはジャストミートせずに外してしまうが、ここ数試合とは明らかに違う積極性が見える。
    守備でも東京のキーマン柴崎を吉井、渡辺が、ポイントゲッターの平本には矢野、福王がしっかり抑え、相手に決定的なチャンスを作らせない。
    15分頃からは膠着状態に入り、互いにボールは回すが決定機には繋がらず前半を1-0で終える。

    後半に入ると同点を狙う東京が攻勢に出る。
    パワープレーや個人技を生かした突破から次々とゴールを狙ってくる。
    しかし、そこは守護神南を中心としたチーム全体での守備で対応。
    得点の匂いは前半ほど無くなったが失点の雰囲気も漂わせない。
    熊本はファビオ、西と攻撃的な選手を入れて打開を図る。
    そんな膠着状態が続いた後半30分。
    セットプレーのこぼれ球を拾った宇留野のクロスの先に待っていたのは、前々節退場して「チームに迷惑をかけた」と話すファビオ。
    汚名返上のヘディングシュートで待望の追加点!
    ここから試合が激しく動き出す。
    後半35分、またしてもセットプレーのこぼれ球を拾った福王が「ガッツリ喰い付いた」と話す、絶妙の切り返しから左足でクロス。
    中で待っていた矢野のトリッキーなシュートでダメ押しのゴール!
    センターバック2人で挙げたゴールは今季最多の3得点目!
    残り10分で3点差。ホーム約2ヵ月ぶりの勝利を確信した瞬間…
    も束の間。
    後半36分、矢野のゴールがアナウンスされる間に早々と失点。
    そして、「3点入ってふわっとなった」とカレンが話すように、後半41分、セットプレーを頭で合わされてたちまち1点差。
    これが8戦負け無しのチームの勢いなのか。
    会場に「まさか追いつかれないよね…」という雰囲気が。
    そんな浮き足立った熊本を落ち着かせたのは、百戦錬磨の藤田でもなく、守護神南でもなく、大勢の熊本サポーターが陣取る熊本ゴールネットだった。
    2失点目後にボールの奪い合いで福王と相手が争った際にゴールネットが外れるというハプニング。
    この修復に数分の時間を要したのだが、熊本が冷静になるには十分な時間だった。
    残り時間4分を上手に使いきりホーム約2ヵ月ぶりの勝利を手にした!

    今節、上位陣が勝点を伸ばせない中でしっかり勝点3を獲得。
    再び昇格圏内の3位の尻尾が見えてきた!
    次節は8月28日(土)、アウェイでの栃木SC戦。
    同じ相手に2敗は許されない。


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